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■盆に沈む島 (2007年8月15日)
もくもくと入道雲が湧く島のお盆、今年もたくさんの親類が島へ帰ってきました。
「よう戻ったね、おかえり」
「広島の道も車が多かったけど橋は凄い混んどるねぇ」
大人同士の挨拶をよそに子供達は早速ドタバタ大騒ぎで、集合場所の曾おばあちゃんちは家がめげるほどの大賑わいです。

■海に行こうやぁ
「ねぇ、海行こうやぁ、泳ごうやぁ」
「早よう連れて行きんさい、ほしたら静かになるけぇ」
子供達と祖父母のリクエストに応え、身支度を済ませた子供達を連れ近くの海水浴場へ・・・。
海に着いたら大はしゃぎで各々が浮き輪片手に海へまっしぐら、干潮になれば砂だんごを作ったりヤドカリを採ったりと楽しみは尽きない様子でした。
このあと真っ黒に日焼けした子供達はぐっすりお昼寝・・・大人達はひとときの休息です。

■もうちょっと右!右!
日が暮れれば夜風にあたりながらのバーベキュー、お腹がいっぱいになったらスイカ割りです。
「前が見えんよぉ」
「もうちょっと右!右!」
笑い声が響く中、のんびりと・・・ゆっくりと・・・故郷の時間が流れていきます。(備考:不思議なことに蚊に刺されるのは街で暮らす人達ばかりでした)

■故郷の夜空を彩る大輪の華
宴もたけなわの頃、ドーン!という大音響を合図にお祭りの花火が夜空を彩りました。
満天の星空に咲く大輪の華もみんなの帰郷を心から喜んでいるようでした。

■追伸
盆に沈む島・・・周防大島のお盆は帰郷した人達で溢れ、家々からは楽しそうな声が聞こえてきます。
また長寿の島といわれる周防大島らしく四世代が集うのも珍しくありません。
これといって特別なことをして過ごす訳ではありませんが、満ち足りた時がゆっくりと流れていました。
離れて暮らす親類が笑顔で集う島の夏、いつまでも素敵な故郷でありたいと願う今日この頃です。