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大島みかんが長い間培ってきた歴史やその栄養価、そして美味しい食べ方など、大島みかんの知って得する豆知識をご紹介致します。

■大島みかんの歴史
●大島みかんのはじまり
大島みかんの始祖と称される藤井彦右衛門が、嘉永元年(1848年)の秋、紀州(和歌山県)方面に旅行して、同地のみかんに強く心を引かれ、栽培法や気候・土質等を調べ、大阪泉南地方で苗木を買って帰り、日前坂本の畑に植えたのが
「大島みかん」の始りだといわれています。
藤井翁は自家のためだけでなく郷土のために、その農業構造の質的改革を図ったとして今も大島みかんの始祖として敬われています。
また、接ぎ木のプロフェッショナル「山本萬之丞」、みかん増殖の父「品川秀助」などの先覚者によって大島みかんはその質を高めていきました。
●現在の大島みかん
また現在では、マルチ栽培やアルギット肥料など栽培技法も進化を遂げ、効率良く品質の高いみかんを安定して生産できるようになりました。
またオートメーション化された選果場において、カメラ識別による等階審査や光センサーによる糖度と酸度の測定などが実施されています。
それらの機器によって選別されたみかんを更に検査員の目でチェックしたものが箱詰めされいますので、迅速かつ確実なみかんの出荷が実現できております。


■大島みかんの美味しい食べ方
●果実選び
まずはお召し上がりになられる際に、ヘタが黄色味を帯びた果実をお選びください。
黄色いヘタのことをゴールデンオレンジと呼び、果実の熟れ具合を計る上での指標となります。
●常温に戻す
みかんを選らんだら手の中で少し温めてください。
冷たくなったみかんは味がボケてしまい、折角の甘味やコクが半減してしまいます。
みかんを選らんだら手の中で少し温め、常温に戻すことで一層美味しくお召し上がり頂けます。
●皮の剥き方
皮を剥く際にはヘタのある方から剥いて頂くときれいに剥くことができ、また中心より二つに割るとより簡単に剥くことができます。
●保存方法
みかんはじめじめした所が大嫌い。
保存される場合は風通しの良い場所で保存してください。
ただし、いくら風通しの良い場所でも長期間の保存はみかんの品質を下げてしまう要因となりますのでなるべくお早めにお召し上がりください。
みかんは箱の中でも生きています。
新鮮な魚のお刺身が美味しいようにみかんも出荷後の新鮮なものが一番美味しくお召し上がり頂けます。


■大島みかんの栄養価
●ベータ・クリプトキサンチン
ガン抑制物質として知られるベータカロチンが温州みかんに多く含まれることはよく知られている事実です。
そのベータカロチンの5倍ものガン抑制効果があるベータ・クリプトキサンチンが、みかんに多く含まれていることが近年新たに発見されました
みかんを毎日2個食べるだけでガン抑制に著しい効果を発揮(細胞にベータ・クリプトキサンチンによってバリアを張ることでガン細胞への変身を防ぐ)するそうですので是非ともお試しください。
●きれいなお肌
美容と健康に欠かせないビタミンですが、みかんにはこのビタミンが多く含まれています。
ビタミンCは空気や熱に触れるだけで壊れてしまうのですが、みかんの実は袋に守られているため壊れることなく摂取できます。
また、みかんの袋やスジに含まれる食物繊維ペクチンは水溶性の良質な繊維であり腸の中で水分を調節し便秘を解消してくれます。
このようにみかんに含まれるビタミンとベクチンの働きにより、美しいお肌が得られるのです。
●成人病予防
脳卒中、高血圧、糖尿病、痛風などの恐ろしい成人病ですが、みかんはこれら成人病予防にも効果を発揮します。
みかんの袋やスジに含まれるヘスペリジンは血管を丈夫にし、また血中の中性脂肪を分解することもできます。
これにビタミンCの効能が加わることで脳卒中、高血圧を解消する力を発揮します。
また、みかんは糖尿病や痛風の予防にも効果があり、成人病予防の強い味方なのです。
●お子様の健康管理
ビタミンCを効率良く摂取できるみかんは寒い冬の風邪予防に最適の果物です。
お子様に毎日1個召し上がって頂くだけで、嫌な風邪をお子様に寄せ付けません。